やまんばの会では、年1回、自分たちが楽しむためのイベント「やまんばの森学園祭」を開催しています。いつもは、木を伐り、丸太を運び、肉体的にもきつい作業をおこなったり、子どもたちの環境学習のサポートなどをおこなっていますが、ときには、大人自身が遊び、里山での時間をのんびりと楽しむのです。そんな遊びの中から活動のアイデアが湧いてくることもあるのです。
どんなプログラムがあるか、これまでに行った一部をご紹介します。 これは、草木染めです。やはり、やまんばの森にある素材にこだわります。ヨモギやカシの木の葉でやってみました。触媒もアルカリ性の強いといわれるツバキの木を燃やした灰を使いました。結果は、今ひとつうまく染まらなかったのですが、そのプロセスにとても充実感があります。
また、竹の楽器づくりもとても奥深いです。ホラ貝のような低い音のでるものからウグイス笛のように甲高い音がでるものなど竹の太さによって、ずいぶんとおもむきが変わるのです。 今度の学園祭では、竹を使った目玉焼きなど竹クッキングにも挑戦したいなとワクワクしています。